【永久保存版】ウレル式・売れるLPは「タイトル」がすべてである。

こんにちは。「ウレルの文章相談所」のウレルです。

あなたは、LP（ランディングページ）を作るとき、どんなことから考えますか？「どんな構成にしようか」「どんなお客様の声を載せようか」…もし、そんな「パーツ」から考えているなら、あなたはLPで成功するための、最も重要な一点を見落としています。

私が10年以上、結果だけが求められる世界で戦い続けてきて、たどり着いた残酷なまでの結論。それは、売れるLPは「タイトル」がすべてである、ということです。

LPの成功は、読者がページを開いた最初の1秒、そのタイトルが目に飛び込んできた瞬間に、99%決まっています。残りの長い文章は、そのタイトルで約束した「最高の未来」が、いかに本物であるかを証明していくための、詳細な証拠書類にすぎません。

この記事では、小手先のテクニックではありません。私が実践で培ってきた、売上という「結果」を生み出すための、魂を込めた「タイトル」の作り方と、それを証明するためのLPの全ステップを解説します。

ここが、LP作成における全ての作業の99%を占める、最も重要で、最もクリエイティブな仕事です。

タイトルの役割は、ただ一つ。 商品・サービスの持つ魅力のすべてを凝縮し、読者に「これは、私の人生を変える物語だ」と一瞬で理解させることです。

何をすべきか： 商品がもたらす究極のメリット（ベネフィット）は何か。競合には絶対に真似できない、唯一無二の強みは何か。読者が心の奥底で本当に求めているものは何か。それらすべてを、たった一行の言葉に封じ込めるのです。
ウレル式・心得： 説明するな。約束しろ。「〇〇ができる商品です」ではなく、「〇〇という、最高の未来があなたのものになる」と、力強く約束するのです。キレイにまとめるな。時には、クライアントが「そんなことまで言っていいのか？」と引いてしまうくらいの、大胆な約束を掲げる勇気を持ちなさい。

完璧なタイトルが作れたら、残りのLPの役割はただ一つ。そのタイトルで約束した未来が、いかに素晴らしく、そして「なぜ、今すぐあなたに必要なのか」を丁寧に証明していくだけです。

まず、読者に「これは、まさに私の物語だ」と深く共感させます。

何をすべきか： 読者が普段、言葉にはできないけど、心のどこかで感じている悩みや不満、苛立ちを、これでもかというくらい具体的に、そして生々しく描写します。
ウレル式・心得： 一般的な悩みを語るな。「あなた」という一人の人間に語りかけるように書きなさい。読者が「なぜ、私の気持ちが分かるんだ？」と、少し怖くなるくらいまで、相手の心に踏み込むのです。

読者の悩みを”優しく”えぐり、ドキリとさせたところで、初めてあなたの「商品」が登場します。

しかし、ここで商品のスペックを語ってはいけません。あなたが語るべきは、タイトルで約束した「理想の未来」が、この商品によって、どのように実現されるのか、という具体的なプロセスです。

何をすべきか： 商品が、読者の悩みを「どのように」解決し、素晴らしい未来へと連れて行ってくれるのか。その情景を、五感に訴えかけるように、ありありと描写します。
ウレル式・心得： 商品の説明をするな。未来への「架け橋」を語れ。「10GBの大容量！」ではなく、「子供の成長記録を、一生分保存してもまだ余る安心感」が、どうやってあなたの人生を豊かにするのかを語るのです。

読者の心は、希望に満ちています。しかし同時に、「でも、そんなうまい話、本当にあるの？」という、最後の疑いの壁が立ちはだかっています。その壁を、客観的な「証拠」で粉々に打ち砕くのが、このパートです。

何をすべきか： お客様の声、専門家の推薦、メディア掲載実績、具体的なビフォーアフターのデータなど、第三者による「お墨付き」を提示します。
ウレル式・心得： ただ並べるだけでは三流です。「お客様の声」なら、最高の褒め言葉よりも、「最初は半信半疑だったんですけど…」という、リアルな葛藤から始まる声の方が、何倍も信頼されます。プロとして、証拠の「見せ方」も洗練させます。

読者の悩みは明確になり、解決策も示され、疑いも晴れました。もう、行動しない理由はありません。最後に、その背中を、そっと、しかし力強く押してあげるのが、クロージングの役割です。

何をすべきか： 「今すぐ申し込む」「限定価格で手に入れる」といった、具体的な行動を促すボタンを設置します。緊急性や限定性を出すことで、「今、行動すべき理由」を明確にします。
ウレル式・心得： 命令するな。決断を促せ。「買ってください」ではなく、「あなたの未来を変える決断は、今、あなた自身がするのです」というスタンスで語りかけなさい。そして、迷っている人のために、「よくある質問」や「安心の返金保証」といった、最後の不安を取り除くパーツを用意する優しさを忘れてはいけません。